2022年8月アーカイブ

自作 Turtlebot3 自律走行に向けたプログラム。#13

自作 Turtlebot3 自律走行に向けたプログラム。#13
--- Gazebo Turtlebot3 burger で、GPS を使ってみる。 ---

ROS IMUとGPSのGazeboプラグインを使う に、Gazebo で、GPS を使う例があったので、試してみました。

1. GPS プラグインの組み込み。
パッケージ版があったので、おんちゃんは、こちらををつかってみました。

$ sudo apt install ros-noetic-hector-gazebo-plugins

2. URDF の作成。
URDF は、上記ページにも例がありますが、おんちゃんは、以前、IMU、Camera を組み込んだ例に習って、今回も作りました。

catkin_ws/src/turtlebot3/turtlebot3_description/urdf/gps_macro.xacro

注) 使えるパラメータは、hector_gazebo_plugins に、記載があります。
注2) frameId
<frameID>${prefix}_link</frameID> --- Bad
<frameId>${prefix}_link</frameId> --- OK

自作 Turtlebot3 自律走行に向けたプログラム。#12 AutoMap II
--- Gazebo Turtlebot3 burger で、C++プログラムによる自律走行でMap を自動作成する 2。 ---

前回、自作 Turtlebot3 自律走行に向けたプログラム。#11 で、rtabmap_ros with Depth Camera の /map の 、
未知領域 と自由領域の境界を目標にロボットを走行させて、2D Map を自動作成しましたが、今回は、障害物の領域のみを使ってみます。

1. 開発環境
PC
  Ubuntu Mate 22.04
  ROS2:humble
  Gazebo Turtlebot3 with Depth Camera、Rtabmap_ros
注1) 今は、Ros2 Humble 版で、waffle になっています。by nishi 2024.3.12

2. アルゴリズム。
1) /map から、障害物のみを2値画像に変換して、それを、ブロブ化します。
2) 上記ブロブの外周を辿って、一定間隔でアンカーを付けて、そこへロボットを行かせて、/map を更新します。
注1) 『OpenCVによる画像処理入門』(講談社) P157 周囲長 を求める処理を参考にします。
3) ロボットを向かわせる地点は、上記アンカーから、半径Rのマスク処理を、今度は、非障害物に対して行って、その重心の方向へ、ロボットを動かした点とします。
4) ロボットを向かわせている途中、到着点が、障害物に含まれるか近接した場合は、その場所は、止めて、ロボットを次の候補地に向かわせます。
5) ロボットを向かわせる候補地は、ロボットから近い順に選びます。
6) 少し大きめのブロックで、/map を分割して、一度行った所はチェックして、次からは行かないようにします。

アルゴリズムは、簡単じゃ、後は、プログラムで試すのみじゃ。
当初のアルゴリズムは、ちょっと無理だったので、変更したぞね。by nishi 2022.8.16

但し、オンちゃんの GPU が壊れたのでちょっと、意気消沈しちょります。
GPUが買える迄、CPU オンリーで試すしかないぞね!!

その後、Humble 版になったら、非GPU でも、問題なくなりました。

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