2025年5月アーカイブ

ICM-42688 Madgwick、Mahony 6軸 Fusion を試す。

ICM-42688 Madgwick、Mahony 6軸 Fusion を試す。

ポンコツの ICM-20948 DMP を諦めて、BNO086 を試して、結局ICM-20948 Madgwick 6軸 Fusion になった。 の続きです。

ICM-42688 Acc + Gyro Mahony と Madgwick 6軸フュージョンを試す。
ICM-20948 より格段にノイズが低い、ICM-42688 を使って、Mahony と Madgwick 6軸フュージョンで、
実用に耐えうるノンドリフトの性能が実現できるか確認する。

目標は、ROS2 Rtabmap_ros の Depth camera による、Active SLAM で、毎回キレイに Mapが作成できるか確認する。

開発環境
Platform I/O IDE
ESP32 Arduino
ICM-42688 Acc 、Gyro : 500[Hz]
I2C

実機での確認
foxbot_core3 for ros2 に乗っけて、動作確認をする。

Arduino のライブラリーは、下記を使う。
finani / ICM42688
残念ながら、tdk-invn-oss のオリジナルでは無いみたい。
ただし、ICM42670P のオリジナル、motion.arduino.ICM42670P より、使い良いかも知れない。
SparkFun の ICM-20948 Arduino ライブラリー版に似ているので、Acc + Gyro 同時取得が、簡単のようだ。
ありがとう、finani

1. ソースダウンロード
$ cd ~/Auduino/lib-foxbot_core3_r2
$ git clone https://github.com/finani/ICM42688.git

ICM42688/src/ICM42688.cpp 、 ICM42688.h をそれぞれ、
ICM_42688.cpp 、 ICM_42688.h に名称を替えて、下記に修正。
注) 自分のソースが、ICM42688.cpp 、 ICM42688.h を使っているので!!

ICM-20948 と BNO086 のコンビネーションで、Mahony の 9軸Fushion を試してみる。

MotionCal で、ICM-20948 の Magnetoをキャリブレーションするのは至難の業だと思うので、 ICM-20948 Acc 、Gyro と
BNO086 MagCali(キャリブレーションされた Magneto) を、Mahony または、 Madgwick に通して、9軸Fushion できないか試してみる。

ICM-20948 Acc 、Gyro : 400 - 500[Hz]
BNO086 MagCali: 100[Hz]
でサンプリングして、Mahony または、 Madgwick の 9軸Fushion をしてみる。

MagCali 100[Hz] なので、MagCali が取れていないときは、mx=my=mz=0.0 として、自動的に 6軸Fushion となるようにする。
Madgwick も、Acc、Gyro を 500[Hz] 辺りで与えると、ブルブルも気にならなくなる。
この組み合わせだと、ドリフトがでなくなるのでは? ただし、向きの精度は、最終的には、BNO086 MagCali の精度と同じにるのでは?

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